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3.立体視の仕組み
立体視とは
立体視(ステレオグラム)の会得をおすすめします.なぜなら立体視を行うことにより,物を見る仕組みをよく理解でき,さらに後で説明する視力回復トレーニングがやりやすくなるからです.
立体視とは,目をぼんやりさせると絵が立体的に見えてくるあれです.画像検索で「ステレオグラム」,「stereogram」などで調べるとサンプルがたくさん出てくると思います.
図3-1 ステレオグラム
よくある立体視の絵には2つ点が書いてあり,それらが重なると絵が立体的に見えるようになります.後で説明しますが,この時の目は遠くにあるものを見ているのと同じような動きをしています.
立体視には「平行法」と「交差法」があります.遠くを見るのに相当するのは「平行法」の方です.ちなみに,私は立体視の絵を立体的に見るのに2秒もかかりません.みなさんも練習してみてください.